ステップドリルの使い方とおすすめの1本！

ステップドリルとは、穴を開けるための道具で、「ドリルビット」の一種です。
ステージドリルやタケノコドリルとも呼ばれています。ステップドリルの使い方やおすすめ製品についてまとめました。

ステップドリルは、通常のドリルビットでは手間がかかる「大きい穴」を開ける時に使います。
円錐形で、数種類の大きさの穴を開けるために段が付いています。「ステップ」と聞くとダンスの足さばきを想像しますがそうではなく、段という意味なんですね。

厚い鉄板や柔らかい木材に使うことや、長い(深い)穴を開けることはできません。

＜＜ステップドリルはドリルビットの一種ですが、そもそもドリルビットとは・・？という方はこちらの記事をお読みください。＞＞
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【　もう間違えないドリルビットの選び方　】

ステップドリルを選ぶときは次の3つを必ず確認するようにしましょう。

１．サイズ

２．形状

３．素材

ステップドリルの刃は、2mm飛ばしの偶数刃または奇数刃です。段と段の間隔が、その穴を開けられる素材の厚さです。

例えば段間隔が6mmで2－20mmでという記載なら、
6mmまでの厚さの素材に、2mm間隔で直径2mmから20mmまでの穴が開けられることになります。

形状はストレートとスパイラルの2タイプです。

スパイラルは、螺旋状に加工がしてあります。溝が付いており、この溝のふちで切除する仕組みなので、ストレートより切れ味が鋭くなっています。
ストレートと比べると、素材を引き込みやすく、削りかすが詰まりやすいため、こまめなお手入れが必要になります。

ステップドリルは木材用と金属用があります。
木材用を金属に使うと穴もうまく開かないし、ドリル自体の刃が悪くなってしまいます。

チタン素材のドリルは使える用途の幅がひろくなります。
ステップドリルは回転しながら掘り進むため、摩擦熱が発生しやすいです。摩擦熱を受け続けると刃先が溶け、切れ味が落ちます。チタンコーティングは熱から刃を守ってくれるのです。

ロブテックス　ステージドリル LBシリーズ

【ストレートタイプ】

※アルファベットの「Ｎ」がついている品番はチタンコーティングなしです。
※品番をクリックすると製品詳細をご確認いただけます。

【スパイラルタイプ】

※アルファベットの「G」がついている品番はチタンコーティングありです。
※品番をクリックすると製品詳細をご確認いただけます。