プロ工具専門店のジャパンツール





左官屋で定番のハンドトロウェルは?おすすめのその理由

左官屋で定番のハンドトロウェルは?おすすめのその理由

ハンドトロウェルとは床面に打設したコンクリートをならすための動力機械のことです。
円心状に鏝(コテ)が付いており、回転することでコンクリートを平滑にします。
この記事ではハンドトロウェルのおすすめ製品をご紹介いたします。

1.ハンドトロウェルの使用方法

左官工事の中でもコンクリート土間の仕上げは左官職人の精度と技術が求められます。
手作業で広範囲の鏝(コテ)仕上げを行うと、職人の疲労によってムラが生じることがあるからです。

 

 

トロウェルは土間の仕上げ作業のムラ取りやコテ仕上げを素早く、キレイにできる機械です。
広範囲の仕上げに向いている機械で、手作業よりも効率的に作業が出来ます。
手持ち式と機乗式の2タイプがあります。手持ち式をハンドトロウェルと呼びます。

 

 

 

 

ハンドトロウェルの使用方法

コンクリートの上をアミゲタで乗れるくらいに固まったら、使用することができます。

 

【手順①】
スムージングディスクという円盤を取り付け、固まっていないコンクリートの不陸調整を行い、でこぼこを直します。
【手順②】
コンクリートが固まったら、スムージングディスクを外し、羽(ブレード)でコテ仕上げを行います。

 

 

 

 

 

 

2.友定建機のハンドトロウェル

ハンドトロウェルの中でも、現場の定番というと友定建機(トモサダ)の製品です。

 

 

 

友定建機とは

昭和21年の創業以来から約70年、一貫して建築仕上げ用のマシンやツールの開発から製造販売を行う。左官用のミキサー・トロウェル・フレスが主力。優れた機能と品質を持つ日本のメーカー。

 

 

 

友定建機のハンドトロウェルのおすすめポイント

1.低重心設計の徹底したバランス追求で、安定した操作性を実現
2.未使用時は場所を取らず、運搬にも便利な折畳み式ハンドル
3.遠心キルスイッチ(安全装置)でハンドルの空転を防止
4.ハンドルの手元で、ブレードの角度調整が可能

 

 

2.おすすめ製品

①〈トモサダ〉ハンドトロウェル NSMシリーズ

マシーンの重心バランスを最大限追求し、最高の快適操作性を実現しました。


【特長】
・未使用時は場所を取らず、運搬にも便利な折畳み式ハンドル
・遠心キルスイッチ(安全装置)でハンドルの空転を防止
・ハンドルの手元で、ブレードの角度調整が可能

 

 

NSMシリーズ 商品一覧
※型式をクリックすると製品詳細ページをご覧いただけます。

型式 NSM-75-3 NSM-75-4 NSM-100-3 NSM-100-4 NSM-120-4
最大出力 3.6PS 5.6PS 9.0PS
エンジン GX120 GX200 GX-270
燃料タンク容量 2.0L 3.1L 6.1L
翼回転数 60~130 rpm 60~130 rpm 60~125 rpm
概略寸法 L1860×W793×H690 L1932×W937×H740 L2110×W1244×H800
翼羽根枚数 3 4 3 4 4
質量 70kg 72kg 82kg 85kg 98kg

 

 

 

 

②〈トモサダ〉ハンドトロウェル PMNシリーズ

数多くの実績が証明する、使いやすさ抜群の汎用タイプです。


【特長】
・未使用時は場所を取らず、運搬にも便利な折畳み式ハンドル
・遠心キルスイッチ(安全装置)でハンドルの空転を防止

 

 

PMNシリーズ 商品一覧
※型式をクリックすると製品詳細ページをご覧いただけます。

型式 PMN-60 PMN-75G
エンジン GX120 GX120
最大出力 3.6PS 3.6PS
燃料タンク容量 2.0L 2.0L
翼回転数 50~120rpm 50~120rpm
翼羽根枚数 3 3
付属品 遠心キルスイッチ(安全装置) 遠心キルスイッチ(安全装置)
概略寸法 W600×H750mm W750×H750mm
質量 46kg 63kg

 

 

 

 

③≪オプション品≫スムージングディスク 適合機種の一覧

スムージングディスクはトロウェルに付属しておらず、別売りです。
※型式をクリックすると製品詳細ページをご覧いただけます。

型式 適合する機種の型式
PMR-60 PMN-60
PMR-75N-3 NSM-75-3、PMN-75G
PMR-75N-4 NSM-75-4
PMR-100N-3 NSM-100-3
PMR-100N-4 NSM-100-4
PMR-120N-4 NSM-120-4


 

 

 

④≪オプション品≫アルミスリッパ―

※画像をクリックすると製品詳細ページをご覧いただけます。

1、人の体質がスリッパ面積に分散されて足跡が残らないので仕上げが美しく楽に早く仕上がります。
2、履き心地抜群、軽いため足が疲れません。
3、沈まない、滑らない。
4、靴を履いたまま脱着ワンタッチが簡単です

 

 

 

4.ハンドトロウェルに求める事

1.取り回し

ムラなく均一かつ平らに仕上げるためには、トロウェルの操作性が求められます。ハンドトロウェルはコンクリートの際の部分(チリ回り)まで対応することができます。機械が入らない狭い場所、傾斜部にとても有効です。

 

 

2.羽(ブレード)の枚数

施工面の平米数に合わせて、羽の直径(作業幅)を確認してください。幅が大きいほど、作業効率が上がります。また、羽根の枚数が多いほど、平らにする作業がしやすくなります。

 

例えば、

NSM-75-4はNSM-75-3と同じサイズで羽根の昇降が同じですが、羽根の枚数が1枚多く75-3よりは若干重量が増す事により重量コンクリートなどにも適しています。

 

 

3.羽(ブレード)の厚さ

コンクリート表面の硬度に合わせて、羽(ブレード)の厚みを選びます。

 

例えば、0.8mmくらいの薄い羽(ブレード)の場合、

■コンクリート表面が柔らかい状態
回転が早いためブレード波が立ちすぎて仕上げムラが出やすくなります。薄い羽根は最終仕上げのみに使用することを推奨しております。

 

■コンクリート表面が固まり始めた状態
機械を床に乗せた時に弾力が生じるため表面のセメントペーストを押さえ込めるので、床に傷がつきにくい仕上げが可能となります。

 

 

ページトップへ